TOP > SEO対策一般編 > ページタイトルの選び方。googleキーワードツールを利用する。

ページタイトルの選び方。googleキーワードツールを利用する。

なぜキーワードの選定が重要なのか

 ページのタイトルを思いつきで付けてしまう人は今すぐやめましょう。自分の考えだけでは主観が入りすぎて、人に見てもらうタイトルを付ける事は出来ません。

 例えば、「旅行」に関するページを作っていたとします。貴方のサイトは旅先の様子を写真を交えて伝えたり、旅行の日程と旅先での注意点が書いてあるなど、 実際その場所に行く人にとってはとても参考になるサイトだとします。しかし、そのサイトのページタイトルが、「○○の旅行日記」としか書いていなかった場合、 どこに旅行に行ったのか、何が書いてあるのか、どのようにまとめてあるのかイマイチ伝わってきません。

 なら、沖縄に行ったから「沖縄旅行日記」にすれば良いのか?と言われれば、可もなく不可もなくという所でしょう。何故曖昧にしなければならないかと言うと、 旅行に関する日記の場合、「旅行日記」というタイトルもあれば、「旅日記」というタイトルもありえるし、「旅行記」と検索する人もいるかもしれないからです。
 でも、普通はどのキーワードがどの程度検索されているかなんてわかる筈が無いのですが・・・。実は、それを調べる便利な方法があるんです。

「Google Adwords キーワードツール」を利用する

 グーグルが提供しているサービスの中に、「Google Adwords」というものがあります。これは、グーグルが提供しているウェブ広告の事で、検索結果の右側に出てくる広告を配信するシステムの事です。 主なサービス内容は、宣伝したい内容に関連する検索結果に、自分のページの説明とリンクを表示させるものです。 これは、アクセスアップに非常に役立つ手法として、個人法人問わず多くの人に利用されています。

 このシステムを利用して広告配信を行う人の為に、グーグルは、「各キーワードごとの検索数」、「検索時に使用される複合キーワードの検索数」を公表しています。これは「キーワードツール」というサービスで提供されています。 しかし、このキーワードツール、広告配信主だけでなく、グーグルのアカウントを取得していれば誰でも利用可能なシステムなのです。

 では、具体的にキーワードツールを利用して、サイトのタイトル付けをしてみましょう。

キーワードツールを使う

 (※ ここから先はグーグルアカウントでログインをし、キーワードツールが使用可能状態になっている事が前提です。)

 使い方は簡単です。中央の白枠「キーワードの候補」に、自分の調べたいキーワードを入れます。 先程の3つのキーワードを入れて、検索がどの程度あるのかを確認します。使用するデータ箇所は、月刊グローバル検索ボリュームです。この文字をクリックすれば、 検索ボリューム順に並べ替えることが出来ますので、検索結果が出たらこれを押して並べ替えましょう。

 キーワードツールによる3つのキーワードのボリューム検索結果。

  • 旅行日記」 ⇒ 8,100
  • 旅日記」 ⇒ 201,000
  • 旅行記」 ⇒ 201,000

 以上のような検索結果が出てきました。どうやら、旅日記と、旅行記は、 同じくらいの検索総数のようです。では、次のステップとして複合キーワードによる検索ボリュームを調べます。対象は沖縄にしましょう。

キーワードツールによる複合キーワードのボリューム検索結果。

  • 旅日記 沖縄」 ⇒ データ不足
  • 旅行記 沖縄」 ⇒ 3,600

 以上のデータから、ページのタイトルを、「沖縄旅行日記」「沖縄旅日記」と付けた場合、月間で検索する人は殆どおらず、 「沖縄旅行記」と付けた場合、月間で3,600の検索総数がある事がわかりました。よって、ページタイトルは、「○○の沖縄旅行記」と付けた方が、 他のキーワードに比べて検索結果に表示されやすいタイトルである事がわかります。
 これらはスクリーニングと言うマーケティング手法で、より需要の高いものを選別していく確度の高い選定方法となっています。 皆さんもページのタイトル付けはくれぐれも慎重に。

関連記事

サーバー代を無料にする方法

お名前どっとコムを利用した、100GBの巨大容量サーバー代をゼロで済ませる方法を掲載。

スポンサードリンク